園長 東 晴也
今朝、とっても嬉しいことがあったのでご報告させて下さい。
朝の打ち合わせが終わると、私は毎日、玄関周辺の掃除をすることにしています。落ち葉を掃き、子どもたちの砂遊びで凸凹になった砂をほうきでならし、野鳥が落としていった糞を水とタワシで洗い流す程度ですが、秋の落ち葉シーズンはもう大量の落ち葉で重労働になります。今の時期(4,5月)は、かぶの門(園の正面玄関)近くのクヌギの木から雄花序(ゆうかじょ)という花粉を飛ばした後の花の塊のような穂状のものがたくさん地面に落ちてくるのです。
それを掃いていた時です。ちょうどかぶの門に、年長さんが、年少中の子どもたちのお迎えをするために集まっていた時、Sさんが私に声をかけてくれました。
「えんちょーせんせー、てつだう?」
私は、これまで、朝の掃除をしている時、登園して来る園児の皆さんから声をかけられることはありました。
「えんちょーせんせー、おはよー」とか、
「えんちょー、なにやってんのー?」とかです。
私のほうから挨拶をするべきなのですが、玄関掃除が遅くなってしまったとき、慌てて掃除をしている私に、園児の皆さんから挨拶をしてくれることはよくあることなのですが、今日は、特別でした。
「えんちょーせんせー、てつだう?」
この「てつだう?」という言葉が、とても自然で優しい響きとして私に届いたのです。形式的に言ってみたのではなく、本当に手伝いましょうか?という語りかけのような言葉でした。
私は驚いたと同時に、本当に嬉しくて、
「手伝ってくれるの?ありがとー」と返答しました。すると、Sさんは、すぐ走っていって、ほうきをもって来てくれて、手伝いはじめてくれたのです。
私は嬉しくて、すぐ職員室に飛び込み、園のスマホをひっつかんで、近くにいたフリーの先生に、「写真、撮って!」とお願いして、撮っていただいたのが冒頭の写真です。
おそらくSさんは、ご家庭でそのような教育を受けてらっしゃるのでしょう。困っている人、働いている人に、すっと手を差し出すことができる。なんてすばらしい優しさなのだろう!
私は本当に気持ちのよい朝の瞬間を感じながら、私もSさんを見習わなければと思わされた朝の出来事でした。Sさん、どうもありがとう!(2026.4.14)
*「『園長!』の写真日記」は、ひかり幼稚園在園児及びそのご家族を念頭に、その日にあった出来事を写真と共に振り返りつつ、執筆するものです。



