幼稚園のカリキュラム(教育課程)は、子どもが望ましい成長・発達を遂げるために、必要な諸経験を子どもに提供しようとする全体計画です。わが国では「幼稚園教育要領」(平成20年3月・文部科学大臣告示)として定められています。入園から終了までの園生活のすべては、「人格形成の重要な基礎を築く時期であることから、幼児の特性を踏まえ、環境を通して行うことが基本である。教師は幼児との信頼関係を十分に築き、幼児と共により良い環境を創造するように努めること」とうたっています、重視する事項として。

①幼児は安定した情緒のもとで自己を十分に発揮することにより、発達に必要な体験を得ていくのであるから、幼児の主体的な活動を促し、幼児期にふさわしい生活を展開するようにすること。

②幼児の自発的な活動としての遊びは、心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習であるから、遊びを通しての指導を中心として、活動のねらいが総合的に達成されるようにすること。

③幼児期の発達は心身の諸側面が相互に関連し合い、多様な経過をたどって成し遂げられる。幼児の生活経験はそれぞれ異なるので、幼児一人ひとりの特性を応じ、発達の課題に即した指導をすること。

 

を「幼稚園教育の基本」としています。

 

教育課程の編成については、第2章に、「創意工夫を生かし、幼児の心身の発達と地域の実態に即した適切な教育課程を編成するもの」とし、「教育日数は、特別の事情のある場合を除き39週を下回ってはならない。1日の教育時間は4時間を原則とする。ただし幼児の心身の発達の程度や季節に応じて適切に配慮すること」としています。

 

これを受けて狭山ひかり幼稚園では、園児の実態を検討し、保育の反省と見通しに即した2年間、3年間の保育計画と、そのねらいと活動を「ひかりプランズ」として毎年4月に発行しています。各期のねらいや活動は、期の節目ごとに「学年だより」で保護者の皆さんにお知らせしています。

 

なおこの「プランズ」には、園児の実態の諸側面、年度を通して重視する事項、クラスの構成、家庭の人数やお住まい、飼育栽培、安全教育、毎月の行事計画、係活動の紹介などがあります。その他にすべての行事の内容を案内する『こんなこと、あんなこと』も毎年発行しています。